北海道・十勝の中札内村にあるカムイエクウチカウシ山の川岸で、2025年8月23日、女性2人が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。

その後の調べで、2人は埼玉県と東京都に住む女性であることが新たにわかりました。

死亡したのは、埼玉県の小山千恵子さん（66）と、東京都の亀井千代枝さん（78）です。

警察によりますと、2人が倒れていたのはカムイエクウチカウシ山の山中で、23日午後3時ごろ、登山客から「川岸で人が倒れている」と110番通報がありました。

警察がヘリコプターで捜索したところ、午後4時すぎ、中札内村にある山小屋「札内川ヒュッテ」からおよそ6キロ上流の川岸で、亀井さんが倒れているのを発見。すぐそばの上流で小山さんが倒れているのが発見されました。

2人はヘリコプターに引き上げられましたが、その後搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察によりますと、2人の家族から捜索願などは出されていなかったということです。

2人は搬送時服が濡れていて、目立った外傷はなかったということです。

警察は、2人の関係性や死因、当時の詳しい状況を調べています。