50年以上愛された味が復活!あの“回転レストラン”シェフが再び厨房に センチュリー風スパゲッティ
2024年、半世紀の歴史に幕を下ろした札幌の「回転レストラン」。
その味が北広島で復活です。
新しいレストランには当時の総料理長が再び厨房に立ち、50年以上親しまれてきた味を守り続けます。
遊び心のあるソースの演出で道産食材の味が引き立つハンバーグ。
さらに、洋風にアレンジしたかつ丼など本格的なランチメニューが並びます。
この料理を手掛けているのが金子厚シェフです。
じつは、あのレストランで長年腕を振るっていました。
360度の札幌の景色を楽しむことができた「回転レストラン」です。
(金子厚総料理長(当時))「『ロンド』は本日で終了いたします。最後までおいしい料理を作りましょう。オープンします」
2024年、半世紀の歴史に幕を下ろした「センチュリーロイヤルホテル」。
総料理長だった金子シェフは40年以上、人生の節目などに訪れる客を見守ってきました。
そして、12月1日からリニューアルオープンする北広島のレストラン。
ここで再びシェフとして確かな味を届けることになり、回転レストランのメニューが復活することになりました。
(mog 金子厚シェフ)「まかないから生まれた「スパゲッティセンチュリー風」と言って、もう50年以上の歴史がある商品になっております」
醤油とみりんのシンプルな味付け。
長きにわたり親しまれてきた和風スパゲッティです。
新たなレストランでも「センチュリー風」として、味も名前も引き継がれることになりました。
(百瀬記者)「やさしい和風のソースに、このタマゴがさらにまろやかにしてくれます。どこか懐かしい味がしますね」
来週のオープンを前に、この味を噛みしめるように食べる男性の姿もありました。
元「センチュリーロイヤルホテル」の営業企画室支配人・蝦名訓さんです。
このスパゲッティを食べると、親しんでくれた客の姿がいまも浮かぶといいます。
(蝦名訓さん)「自分の思い入れというよりは、ホテルに来る客が「よく食べたよ」とか「おいしいよね」という話をよく話してくれるので、むしろそっちの方が印象的ですかね。ほんとうに懐かしい味で、うれしいです」
(mog 金子厚シェフ)「北広島という地ではありますけど、北広島を盛り上げていきたいなと思っております」
半世紀にわたり愛された伝統の味。
「回転レストラン」から場所を変えてもその味が変わることはありません。