住宅から2頭のクマを撮影 連日目撃相次ぐ 足跡も発見 札幌市西区
札幌市西区西野の住宅街のすぐそばで親子とみられる2頭のクマが相次いで目撃されました。付近には学校もあり、警察が警戒を強めています。
これは、家の中から撮影した写真です。よく見ると、2頭のクマの黒っぽい頭が見えます。
きのう午前8時すぎ、札幌市西区西野10条9丁目で、住民が自宅の窓越しにクマ2頭を目撃し、警察に通報しました。
クマの体長はそれぞれ1.5メートルと1メートルほどで親子とみられています。
おとといにも、およそ500メートルほど離れた西野9条9丁目の市道では、午後11時前、車で走行中の運転手が道路を横断するクマ2頭を目撃、2頭はすぐに山の方へ立ち去ったといいます。
その後市の職員がクマの足跡を発見しました。
(札幌市環境局環境都市推進部環境共生担当課 藤田将さん)「調査したところ、サイズは分からないがヒグマのものと思われる足跡は発見できた。くるみの木が数あるので、引き続き注意して警戒したい」
いずれの場所も住宅街のすぐそばで、相次ぐクマの目撃に警察や市の職員らは警戒を強めています。
09/22(月) 07:20