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【集団食中毒】特別養護老人ホームの給食で…ノロウイルスを検出 入居者などが下痢などの症状

北海道岩見沢保健所は2025年7月2日、月形町内の特別養護老人ホームで、委託する調理業者が提供した給食を食べた入居者や職員あわせて13人が食中毒を発症したと発表しました。

給食を提供したのは、月形町にある「魚国総本社」です。

岩見沢保健所によりますと、6月19日に昼食としてミートソーススパゲッティなどを食べた入居者や職員など13人が嘔吐や発熱、下痢等の症状を発症し、うち3人が医療機関を受診しました。

岩見沢保健所などの調査の結果、入居者や職員合わせて6人と、給食の調理を担当した2人からノロウイルスが検出されたことから、7月2日に食中毒と断定したということです。

症状を訴えた人は回復しているということです。

提供された料理は、ミートソーススパゲッティ、コンソメスープ、レタスときゅうりのサラダ、ぶどうゼリーなどです。

岩見沢保健所は、食中毒について調査期間中に、給食業者が施設や器具の消毒、衛生管理計画の見直しなど再発防止策を行ったことを確認できたため、営業停止命令は行わないとしています。

07/03(木) 08:04

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