“香典疑惑”の釧路市長 道警が告発状を受理と判明 続投表明も本格的な捜査進む見通し 北海道
北海道釧路市の鶴間秀典市長が2024年、後援会関係者の葬儀の後に香典を渡していた問題で、警察が8月4日までに公職選挙法違反の疑いで提出された告発状を受理したことが捜査関係者への取材で分かりました。
捜査関係者によりますと、釧路市の鶴間秀典市長に公職選挙法違反の疑いがあるとして、市内の男性が提出していた告発状を、釧路警察署が4日までに受理したということです。
告発状などによりますと、鶴間市長は道議会議員だった2024年夏ごろ、後援会関係者の葬儀の後に香典を渡したほか、2024年10月の市長選直後、「当選のお礼」の手紙を3000人以上に郵送したなどとされています。
公選法は政治家本人であっても葬儀の後に香典を渡すことを禁じているほか、選挙の当落に関する挨拶目的の文書を送ることなども制限されています。
鶴間市長は2025年3月、疑惑を認めたうえで市長を続ける考えを示していました。
警察は詳しい容疑を明らかにしていませんが、告発状の受理を受け、本格的な捜査が進む見通しです。
08/04(月) 16:12