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旧統一教会=天地正教「つながり厳然としてある」解散命令が確定も…宗教法人ではなくなる危険性を指摘

世界平和統一家庭連合=旧統一教会への解散命令について、最高裁は教団側の特別抗告を退け、解散命令が確定しました。

宗教法人として存続できなくなりましたが、北海道内からはいまなお不安の声があがっています。

(高倉信幸さん)「安心している部分といままでの経緯を見てあきれている。怒りが込み上げている」

こう話すのは、苫小牧市の高倉信幸さんです。

学生時代に旧統一教会の関連団体から執拗な勧誘や暴力を受け、強迫性障害を発症し大学を中退しました。

(高倉信幸さん)「暴力を受けたことといろんな考えで洗脳されてしまって、なかなかとれない、洗脳された部分がある」

旧統一教会をめぐっては東京高裁が3月、1審の東京地裁に続き教団に解散を命じていました。

その後、教団側が特別抗告していましたが、最高裁はこれを退ける決定をしました。

解散命令は、「教団や信者らの精神的・宗教的側面に及ぼす影響を考慮しても、必要でやむを得ない」と結論づけたのです。

これで教団への解散命令が確定し、宗教法人として存続することはできなくなります。

しかし、高倉さんはある懸念を口にします。

(高倉信幸さん)「形式上は解散命令が出たが、別の形・別の名前の集団を組んで同じようなものは続くと思う」

帯広市にある宗教法人「天地正教」です。

過去に旧統一教会の傘下組織として民事裁判で認定されています。

(元帯広市議 稲葉典昭さん)「旧統一教会=天地正教というつながりは厳然としてある」

元帯広市議会議員の稲葉さんは、解散命令が確定しても不安は拭えないといいます。

(元帯広市議 稲葉典昭さん)「お金を集めるのが目的みたいな団体だから、そう簡単になくなったりしないのではないか」

30年以上にわたり旧統一教会の被害者救済にあたってきた郷路弁護士です。

旧統一教会が宗教法人でなくなることの危険性を訴えます。

(郷路征記弁護士)「宗教法人でなくなるので、文科省が所轄庁でなくなる、管轄しなくなる。宗教団体としては残る。その人たちは集団として残り、前と同じようなことを行う恐れがある。それを社会としてどう監視していくかということが一つ課題になる」

教団をめぐっては、5月から高額献金などの被害申告の受け付けが始まっています。

ただ、解散命令が確定しても宗教活動は続けられるため、献金被害などをなくせるのか懸念の声があがっています。

06/24(水) 18:38

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