ロシアへの警戒強める 中谷防衛大臣が訓練など視察 防衛体制拡大の狙いも 北海道・別海駐屯地
6月25日から26日までの2日間、中谷防衛大臣が北海道東部の自衛隊部隊を視察しました。
会見では、軍事行動を活発化させるロシアへの警戒を強めました。
中谷大臣の視察対象は、別海駐屯地や根室分屯基地などあわせて6か所の部隊です。
隊員の訓練の様子や装備品などを視察しました。
中谷大臣が道東の部隊を視察するのは今回が初めてで、会見ではロシアに対する北の守りの重要性を強調しました。
(中谷元防衛大臣)「ロシアは北方領土を含む極東地域においても活発な軍事活動を継続しており、北海道に配備される自衛隊の部隊は北の守りにおいて重要な役割を果たしております」
政府は「防衛力整備計画」の中で、今後「北海道をはじめとする国内の演習場等を整備し、その活用を拡大する」としており、今回の視察は道内の防衛体制拡大の狙いもあるとみられています。
06/26(木) 17:56