ポップコーン用トウモロコシ畑でクマの食害 付近に箱わな設置「捕獲できれば安心」連日カメラに姿映る
北海道厚沢部町のトウモロコシ畑で、クマによる食害が3日連続で確認されていることをうけ、町は9月12日に箱わなを設置しました。
畑に現れた1頭のクマ。
トウモロコシをくわえると、そのまま根元から引き抜き立ち去っていきました。
11日午後8時半ごろ、厚沢部町美和の畑にSTVが設置したカメラが、トウモロコシを食い荒らすクマの姿をとらえました。
畑を所有する農家によりますと、販売のため畑に残していたポップコーン用トウモロコシ30本が被害にあったということです。
初めて畑のクマがカメラにとらえられたのは11日未明のことでした。
トウモロコシをくわえていく様子が確認できます。
この畑では3日連続でクマが出没していて、これまでに400本以上のトウモロコシが食べられています。
町は午後に箱わなを設置しました。
(畑の所有者)「本当にありがたいと思います。なんとかこれで捕獲できれば我々も地域の住民も安心すると思います」
町では箱わなの設置のほか、周辺をパトロールするなど警戒を強めています。
09/12(金) 19:05