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一夜で深い雪に覆われた札幌「いっぺんに降りすぎ…」新千歳で52便欠航 あすは“警報級”恐れ

視界が真っ白になるほど激しく雪が降りしきる新千歳空港です。

飛行機もうっすらとしか確認することができません。

新千歳空港では雪の影響で、12月11日午後4時半までにあわせて52便が欠航しています。

札幌の丘珠空港でも現在までに13便が欠航しています。

前線を伴う低気圧が発達しながら北海道を通過している影響で、小樽や札幌など南西部を中心に雪の降り方が強まりました。

運河沿いにあるイヌの像にもこんもりと雪が積もっています。

(小樽市民)「いよいよ始まったなという感じ。きょうの雪は湿って重い」

小樽では朝から住民が雪かきに追われ、午後5時までの24時間で33センチの雪が降りました。

(山岡記者)「札幌市西区西野に来ています。踏み固められていないところは足首の高さまで雪が積もっています」

一夜にして深い雪に覆われた札幌では、午後5時までの24時間で21センチの雪が降りました。

(札幌市民)「いっぺんに降りすぎですよね」

(札幌市民)「ことしにはいってから今までで一番多い」

12日はさらに雪の降り方が強まりそうです。

年に数回程度の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まります。

12日午後6時までの24時間で、後志地方や留萌などの日本海側では多いところで50センチの降雪が予想されています。

雪雲が同じ場所に留まり続けた場合は警報級の大雪となるおそれがあります。

日本海側を中心に大雪や吹雪、吹きだまりによる交通障害に十分注意してください。

12/11(木) 21:30

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