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即完売!古古古米を求めて行列 5キロ1000円台「やっと買えた」札幌のスーパーでも販売開始

【中継】100袋が7分で完売 札幌のスーパーで備蓄米入荷 数量限定で販売 購入できずブレンド米を買う人も

随意契約による政府備蓄米の販売が北海道内でも本格化しています!

6月10日は札幌市内のスーパーで販売され、100袋がおよそ7分で売り切れました。

(北本アナウンサー)「いま備蓄米の販売が始まりました!次々と渡されていきます」

午後3時、札幌市北区のスーパーアークスで随意契約による政府備蓄米の販売が始まりました。

コメは2021年産の古古古米で、複数のブランド米を混合したブレンド米です。

10日は100袋ほど用意され、価格は5キロで2000円を切った1933円。

1家族1点のみの限定販売となり、売り場の前には長い列ができました。

中には長時間並んだ人もー

(先頭に並んでいた人)「10時ごろに来ましたかね」

(記者)「お手洗いとか昼ご飯は?」

(先頭に並んでいた人)「いやいやしない、食べない」

スーパーアークスでは10日、北24条店のほか光星店など札幌市内の全4店舗で扱われ、いよいよ随意契約による政府備蓄米の販売が道内でも本格化しました。

先頭で並んでいた先ほどの男性も無事購入することができました。

(先頭に並んでいた人)「やっと買えましたね。足が痛い。いつもこのくらいの価格帯で販売してもらえるといいんですけどね」

(ラルズ 樋口裕晃営業本部長)「お客さまにお届けすることができてひと安心している。先ほど本部で食べてきましたが、普段食べているコメと遜色ない美味しさ」

また、江別市にあるコメの小売り業者「松原米穀」の倉庫では、2022年産の備蓄米がドライブスルー形式などで販売されました。

(久保アナウンサー)「今の時刻が午前5時15分過ぎなのですが、既に、朝早い時間ですが車がかなり列をなしていて、どこまでその列があるか見通せないほどです」

こちらは2022年産の備蓄米が5キロで2150円。

予定より1時間前倒しの午前6時から販売が開始され、1000袋以上が午前9時までに完売となりました。

(久保アナウンサー)「どうでしたか?」

(買い求めに来た人)「早速帰って食べてみたいと思います」

(買い求めに来た人)「うれしいです。頑張ったかいがあります。早起きしました。きのうは8時に寝ました」

札幌市東区の本社でも午前10時から1000袋以上が販売されましたが、こちらも1時間ほどで売れ切れたということです。

こうした中、また備蓄米に動きがー

小泉農林水産相は、放出されていない備蓄米のおよそ30万トンのうち、さらに20万トンを追加で放出すると述べました。

(小泉農水相)「あすからまた追加の備蓄米、放出します。全く手を緩める気はない。できることは何でもやる」

11日から新たに始める随意契約では、2021年産の古古古米10万トン、2020年産の古古古古米10万トンの合わせて20万トンが対象となります。

これまでに契約を結んだ事業者でも申し込めるということです。

道内でも本格的に出回り始めた政府の備蓄米。

大切な主食が安定的に食卓に上がるためにも、今後はブランド米の値下がりも期待がかかります。

06/10(火) 16:10

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