札幌・すすきののガールズバーで去年11月、男女5人が死傷した放火事件で、警察は６月２４日にも、放火などの疑いで当時41歳の男を容疑者死亡のまま書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。

この事件は去年11月、札幌市中央区南5条西3丁目のビルの2階にあるガールズバーで火事が発生し、1人が死亡、客や従業員の男女4人がけがをしました。

捜査関係者によりますと警察は死亡した当時41歳の男について店内に火を放ち、客や従業員を殺害しようとした疑いで、２４日にも容疑者死亡のまま書類送検する方針を固めたということです。

男は事件の前、重傷を負った女性従業員との同棲を解消していて、交際をめぐるトラブルが背景にあったとみられています。