【解説】爆発の原因は…? 置き忘れたカセットボンベ 熱膨張で底が抜け…吹き飛び炭の中に落下
今回なぜ爆発がおきたのか。
爆発の原因は、厨房内にあった「カセットボンベ」とみられています。
こちらは取材を基に書き起こした厨房内の様子です。
厨房内には、爆発の1時間半前に火をつけたジンギスカンを焼く際に使う炭が置いてあり、温まった状態でした。
この炭近くの棚に置いてあったのが、家庭で鍋をするときなどに使うカセットボンベ1本です。
熱膨張によって底が抜け、天井に吹き飛び、2メートル離れた炭の中に落下し、爆発したということです。
なぜ、厨房内にカセットボンベが置いてあったのでしょうか。
運営会社の社長はこう説明しています。
2025年2月、店の開店準備で、炭に火をつける際、カセットボンベを使ったガスバーナーで炭をおこしていたが、そのカセットボンベを置いたままにしてしまった。
当然、当店の安全管理が不十分だったのは間違いないと考えているとしています。
警察は業務上過失致傷の疑いも視野に、引き続き当時の状況を調べています。
05/20(火) 16:22