クマによる被害続く 町道や公園を歩きまわり堆肥やブドウを食い荒らす 北海道知内町

2025年9月5日から6日、北海道知内町元町付近でクマの目撃や食害が相次ぎました。
北海道・木古内警察署によりますと、9月5日午後9時ごろ知内郵便局付近の町道で、役場職員が道路を北から南に渡る体長1.4メートルほどのクマ1頭を目撃したということです。
そのおよそ2時間後には、南側の知内公園付近を南方向に歩くクマ1頭も目撃されています。
9月6日早朝から、役場職員が被害状況の確認のために目撃のあったルートの見まわりをしたところ、午前7時半ごろ、知内公園近くの住宅の庭で、堆肥の上のビニールシートが破られているのを発見。目撃情報などからクマによる被害と断定したということです。
さらに役場職員が付近を確認したところ、午前8時半ごろ、その住宅から200メートルから300メートル北東のビニールハウスで、ハウス内のブドウが食べられているのが見つかりました。
隣のビニールハウス付近ではクマの足跡も発見されています。
このビニールハウスでは、8月31日にもハウス内のブドウが半分程度食べられる被害が確認されていて、警察が警戒を強めています。
09/07(日) 10:29