クマ目撃で一時閉鎖の「知床五湖」地上遊歩道 午前10時20分に再開 遊歩道内の目撃は1か月以上ぶり
知床五湖の地上遊歩道で2025年8月18日の夕方、クマの目撃がありました。
これを受けて、19日午前8時から地上遊歩道の利用を中止していましたが、その後の調査で新たなクマの目撃などがなかったことから、午前10時20分に利用が再開されました。
知床五湖フィールドハウスによりますと、18日の午後4時半ごろと5時半ごろに五湖と三湖の付近で地上遊歩道の利用者が、3歳くらいとみられるクマ1頭を目撃しました。
目撃情報をうけ、19日朝に職員がパトロールを実施したところ、クマの痕跡はありましたが新たな目撃などはなく、地上遊歩道の再開を決めたということです。
地上遊歩道でクマが目撃されたのは、7月10日にツアーガイドによる目撃情報が最後で、今回は別な場所・時間帯に一般利用者らがクマを目撃していたことから、安全を考慮して一時閉鎖したということです。
地上遊歩道は、先週知床の羅臼岳で登山客の男性がクマに襲われ、その後死亡した事故を受け閉鎖されていて、18日朝に開放されたばかりでした。
08/19(火) 11:11