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【公開】観覧の新たな目玉「八角塔」 改修工事終え7月リニューアルオープンへ 道庁赤れんが庁舎 

北海道開拓のシンボル「道庁赤れんが庁舎」が、6年あまりの改修工事を経て7月25日にリニューアルオープンします。

観覧の新たな目玉となる庁舎のシンボル「八角塔」が、ひと足早く報道陣に公開されました。

外観が姿を現し、まもなく改修工事を終える道庁赤れんが庁舎。

そのシンボルが、当時アメリカで流行していた構造をモチーフに急きょ設計されたという「八角塔」です。

(西尾アナウンサー)「ここから上にのぼっていきたいと思います。らせん階段なんですね。探検しているみたいでわくわくしますね。奥には広い空間が続いていますが、私が通るのはこの道で合っているのかな。かなり上体を倒してくぐって、そしてまた広場に出ましたね。上まで階段が続いていますよ」

赤れんが庁舎は1968年まで道庁の本庁舎として使われ、翌69年に国の重要文化財に指定されました。

老朽化に伴う改修工事で3年前に「八角塔」は切り離され、赤れんが庁舎から一時、姿を消したのです。

その後、仮設の見学施設に保管され、表面も「銅色」に復元し、2024年の夏、庁舎の屋根に戻されました。

(神奈川から来た人)「函館もそうだけどこういう建物は西洋風な建物だからたいしたものだよね」

(滋賀から来た人)「中はいま階段しか見えませんでしたが、奥のところも気になります。内装とかそういった面でもまだ古い感じが残っているのか気になりました」

地上30メートルほどの高さにある「八角塔」へは、内側の68段の階段などをのぼっていきます。

(西尾アナウンサー)「ちょっとおしゃれな窓が見えました。こういった発見があるのも楽しいですね。ここが下から覗いていたあの八角塔の部分ですね。屋根の部分、木製なんですね」

リニューアルではこれまで一般公開されていなかった「八角塔」を1日4回、ガイド付きで観覧することができるようになります。

展望バルコニーに出て景色を楽しむことができるのも特徴です。

(西尾アナウンサー)「八角塔をこんなに近くで見ることができて、しかも札幌の景色も楽しむことができるなんて、これは思い出に残ること間違いなしですね」

道庁赤れんが庁舎は25日からインターネットで入館や八角塔観覧など前売りチケットの販売が始まり、7月25日にリニューアルオープンします。

06/24(火) 16:41

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