1か月に震度4が5回も… 巨大地震との関連は? 専門家「普段の生活続けて全く問題ない」 北海道
6月2日も北海道内でやや強い地震があり、大樹町や浦幌町では震度4を観測しました。
ここ1か月で震度4の地震が相次いでいる道内。
切迫していると言われる巨大地震との関連性はあるのでしょうか。
こちらは2日未明、震度3を観測した広尾町の地震発生時の様子です。
カメラが大きく揺れているのがわかります。
気象庁によりますと、2日午前3時52分ごろ、十勝沖を震源とする地震がありました。
最大震度は4。
地震の規模を示すマグニチュードは6.3と推定されます。
そして、5月31日にも釧路市などで震度4を観測。
道内ではここ1か月で、震度4を観測する地震が5回発生していました。
今後、千島海溝沿いで懸念されている巨大地震。
今回立て続けに発生した地震と関連性はあるのでしょうかー
(北海道大学 高橋浩晃教授)「最近北海道は地震が少ない期間が長かったので、驚かれた方も多いが、震度4が何回か北海道周辺で起きるのは時々ある。普段の生活を続けてもらって全く問題ない。ときどき地震が続くことがあると思っていただければ良い」
(北本アナウンサー)「震源地を見てわかることは?」
(北海道大学 高橋浩晃教授)「震源地がばらばらです。どこかに固まってやや大きい地震が連発すると心配ですが、今回は震源も離れている。直接的な関係はあまりない。今回の地震は心配されている巨大地震と関係あるかは科学的にはわからない」
北大の高橋浩晃教授は、「そもそも巨大地震はいつ起きてもおかしくない状況にあるため、普段からの備えを着実にすることが大切」だということです。
06/02(月) 18:48