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原因は“木の実の不作” 札幌で相次ぐクマ出没 小学校で見守り登校 捕獲を優先した対応継続へ

クマの目撃が相次いでいる札幌市南区で、10月1日夜も相次いでクマが出没しました。

付近の小学校は見守り登校を行うなど警戒が続いています。

カメラがとらえた1頭の大きなクマ。

1日午後9時ごろ、札幌市南区南37条西11丁目の林でクマ1頭が出没しました。

付近では1日未明からクマの目撃情報が相次いでいて、周辺の道路が一時交通規制されたほか、近くの札幌市立南小学校などが臨時休校しました。

南小学校は2日に授業を再開しましたが、見守り登校が行われ、児童を送り届ける保護者の車も多く見られました。

同じく目撃が相次いでいる南区藤野でも1日午後9時ごろ、札幌市のカメラで親子グマ3頭が確認されました。

一方、西区の平和丘陵公園で9月、男性がクマに襲われけがをしたことをうけ、市が午後5時から対策委員会を開きました。

クマのエサとなる木の実の不作が出没の原因であるとの分析結果が明らかになったほか、今後も捕獲を優先した対応を継続することが発表されました。

10/02(木) 18:29

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