再来年の再稼働目指す泊原発 知事が同意方針を表明へ 議会前に最大会派が副知事招き意見交換 北海道
泊原発3号機について、鈴木知事が11月26日に開会する道議会の会期中に、再稼働に同意する方針を表明する見通しであることがわかりました。
26日に開会する定例道議会を前に、最大会派、自民党・道民会議は、三橋副知事を招いて、泊原発3号機の再稼働について意見交換を行いました。
(自民党道民会議 村田憲俊道議)「もともと我が会派としては泊発電所の原発はきちんと再稼働させて安全をしっかりやりながら事業者に再稼働してほしいと。雰囲気としては我々の思っているような方向にいくんじゃないか、まだ始まるところですから」
泊原発3号機は2025年7月、原子力規制委員会の審査に正式合格し、北電は2027年の再稼働を目指しています。
(鈴木知事)「泊発電所3号機の再稼働については、道議会・関係自治体・道民の皆様の声などを踏まえて総合的に判断してまいりたい」
鈴木知事はこれまで態度を明らかにしていませんでしたが、関係者への取材で、再稼働に同意する方針を26日からの道議会で表明する見通しであることがわかりました。
再稼働には事実上、地元自治体や道の同意が必要とされています。
泊村の高橋村長は11月17日に、安全性の確保を最優先としたうえで同意する意向をすでに表明していて、鈴木知事の判断が大きな焦点となっています。
泊原発3号機は2025年7月に原子力規制委員会の審査に正式合格。
2027年の再稼働を目指していますが、事実上、地元自治体や道の同意が必要とされています。
泊村は11月17日に安全性の確保を最優先としたうえで同意する意向を表明していて、26日からの道議会で鈴木知事・道も再稼働に同意する方針を表明する見通しだとわかりました。
今後残る3町村の意向も注目です。
11/25(火) 18:43