60年ぶり“冬季割増”も 札幌圏タクシー料金来月改定 運賃は実質値上げ…迎車料金も300円に
北海道運輸局は2025年12月17日から、札幌圏のタクシー料金を改定すると発表しました。
初乗り運賃は70円下がる一方で、適用距離が短くなるほか、およそ60年ぶりに冬季割増が適用可能になるということです。
タクシー運賃が改定されるのは札幌市のほか、江別市、北広島市、石狩市の一部です。
北海道運輸局によると、新運賃は12月17日から適用され、初乗り運賃が670円から600円に下がる一方で、適用距離が1.28キロから1.05キロに短くなるなど、実質的な値上げとなります。
距離や時間ごとの加算料金も、100円に上がります。
また事業者判断で、配車時にかかる迎車料金を200円から300円に上げられるほか、およそ60年ぶりに冬季期間の料金を2割増しにする「冬季割増」が適用可能になるということです。
北海道運輸局は運賃改定について、「労働条件の改善や物価の高騰などに対応するため」と述べています。
11/18(火) 11:28