北海道・旭川中央警察署は2025年7月18日未明、旭川市で不同意わいせつ事件が相次いで発生したと発表しました。

警察によりますと、18日午前1時ごろ、旭川市6条通16丁目の路上で、市内に住む60代の女性が、見知らぬ男に抱き着かれたということです。

女性にけがはなく、男はそのまま逃走しています。

逃げた男は身長165センチメートルくらいの細身で、黒色系のTシャツ、黒色系のズボンで、黒色系のキャップ帽を着用し、黒っぽい布のようなもので口元を覆っていたということです。

その30分後の午前1時半ごろ、現場からおよそ2キロ離れた旭川市7条西1丁目付近の路上でも、30代の女性が同様の被害に遭いました。

女性にけがはなく、男は南の方に逃走しています。

男は150～160センチメートルくらいの細身で灰色系のTシャツに黒色系のズボンを着用し、黒っぽい布のようなもので顔を覆っていたということです。

警察によりますと、被害に遭った2人の女性と男には面識はなく、ストーカーなどの相談歴もないということです。

警察は2つの現場が近いことや男の背格好が似ていることから同一犯の可能性もあるとみて、不同意わいせつ事件として捜査するとともに、周辺のパトロールを強化するなど、警戒を強めています。