川が氾濫…倉庫に濁った水が流れ込む 稲は泥をかぶり収穫できず 局地的な大雨 夜にかけて警戒
北海道内は低気圧や前線の影響で大気が非常に不安定な状態で、局地的に大雨となっています。
道南の厚沢部町では川が氾濫し、水田に被害が出るなど、天気が急変するおそれもあり、引き続き大雨や雷に注意・警戒が必要です。
厚沢部町鶉町では小鶉川が氾濫し、水田や農家の倉庫に水が流れ込みました。
収穫直前の稲が泥をかぶって倒れ、収穫できなくなるなどの被害が出たということです。
8月19日からの大雨で、これまでに函館市と乙部町で住宅や物置などの床上浸水が6件、床下浸水が函館市や北斗市などで8件確認されました。
21日午前6時までの24時間の予想降水量は、いずれも多いところで日本海側北部とオホーツク海側北部で100ミリ、日本海側南部と太平洋側西部で80ミリとなっています。
これまでの大雨で地盤が緩んでいる日本海側と太平洋側西部では、夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要です。
また、天気が急変するおそれがあり、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも注意して下さい。
08/20(水) 16:02