札幌市営地下鉄クレカタッチ ついにドニチカキップに対応 磁気きっぷは廃止へ…QRコードを検討
札幌市営地下鉄で3月26日から、クレジットカードのタッチ決済による乗り放題サービスが始まりました。
上限金額が設定され、土日と祝日は1日520円で乗ることができます。
1日60万人以上が利用する札幌市営地下鉄。
26日から新たなサービスが導入されました。
(長岡記者)「クレジットカードのタッチ決済で、実質的な1日乗り放題サービスが受けられます」
地下鉄には平日は830円、土日と祝日は520円と1日乗車券がありますが…
クレジットカードなどのタッチ決済でこれらの金額に達すると、それ以上の運賃はかからず「1日乗り放題」となります。
同じカードを利用することが条件です。
2025年4月から始まったタッチ決済ですが、利用者は増え続けていて、2026年2月には1日あたり9000人を超えました。
券売機を利用せずにすむため、インバウンドを含め、ニーズは高まっています。
(利用者)「すごくいい。利便性があるのではないか」
(札幌市営交通局営業課 髙橋宏明課長)「いままで1日乗車券やドニチカキップは現金でしか買えない商品だったので、キャッシュレス化をはかりたかった」
新たなサービス導入の一方で、将来的な廃止に向けて検討されているのがー
(長岡記者)「磁気きっぷの廃止です」
1971年に開業した札幌市営地下鉄。
自動改札機は南北線の全駅で導入され、磁気きっぷは開業当初から使われてきました。
しかし現在、きっぷを利用する人は全体の15%まで減っていて、廃止によって経費削減にもつながるといいます。
磁気きっぷの代わりにはQRコードが付いた紙のきっぷを検討しています。
(札幌市営交通局営業課 髙橋宏明課長)「改札機自体が1200万円ほど1台当たりにかかるが、ICカード専用の改札機は540万円程度なので、価格は半分程度になる。全国的な流れも磁気券の廃止に向けた動きや、(改札機の)メーカーも生産量が減っているので、磁気券から普通の紙に移れないか考えている」
かつてきっぷが中心だった地下鉄。
利便性の向上に加えてエコな形に変わりつつあります。