【解説】賃金増加見込みも…なぜ実感伴わない? 企業が賃金改善する理由とは 北海道
【ベースアップ・賞与の増加は?】
帝国データバンクによると、北海道内企業501社のうち、賃金の増加が「ある」と見込む企業は66.5%で、6割を超えたとのことです。
2021年度と比べて年々、賃金の増加を見直す企業が増え、調査開始以降で最も高い数字だということです。
【賃金改善する理由】
賃金の増加が「ある」と答えた理由としては、人手不足などによる「労働力の定着」と「新たな人材の確保」を最も挙げており、そのほかの理由としては「従業員の生活を支えるため」。
さらに、生活必需品の値上げが響く「物価動向」だということです。
【現状と改善策】
しかし、現状は「物価高に賃上げが追いついていない」と、労働者にとってはその実感は薄いといいます。
「企業は売上がないと賃上げができない」。
改善策として「物価上昇に対して価格転嫁を進めるべき」ということが、賃上げするための1つの方法だと説明しています。
05/01(木) 18:45