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メガソーラー建設に“新たな法令違反”土壌汚染対策法に基づく届け出せずに工事 北海道釧路市

釧路市北斗でメガソーラー建設を進める大阪の事業者が、土壌汚染対策法に違反する状態で工事していたことがわかりました。

道によりますと、釧路市北斗でメガソーラー建設をしている日本エコロジーは、土壌汚染対策法で定める届け出を提出せず、法令に違反した状態で工事をしていたということです。

土壌汚染対策法では、0.3ヘクタール以上の土地で掘削や盛土をする場合、工事の30日前までに都道府県知事への届け出を求めています。

釧路市北斗の工事は2025年3月17日から始まり、届け出は提出の期限から、約7か月遅れとなる9月5日に提出されました。

このことについて問われた鈴木直道知事は(10月10日の)定例会見で

(北海道 鈴木直道知事)「必要な土壌調査を求めている事業者においては対応中/道としても適切に対応していきたい」

鈴木知事は道のチェック体制を問われると、遅れがあったことを認めた上で「迅速に対応できるように市町村と連携して対策を講じなければいけない」と話しています。

また、この建設を巡っては、森林法違反が発覚し、先月から工事が一時中断されています。

工事を再開したいとする日本エコロジーに対して、釧路市は10月15日に協議を実施するよう調整していることが分かりました。

協議は市内で行われ、再開の条件や時期などについて話し合われる見通しです。

10/10(金) 20:22

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