どう猛な犬種・ウルフドッグ 専門家「飼ってはいけない」オオカミと交配…ストレスで攻撃性も 北海道
北海道奈井江町で、逃げ出した飼い犬が高齢の女性をかんでけがをさせました。
こちらが、今回女性を襲ったウルフドッグです。
体重がおよそ24キロということで、推定で体の高さが60~65センチ、体長が70センチ~80センチとみられます。
ウルフドッグはオオカミと犬を交配した犬で、いま一般家庭ではウルフドッグとウルフドッグを交配した犬、またはウルフドッグと犬を交配した犬が飼われています。
特別な届け出は必要ないそうです。
改めて状況についてですが、7月8日に奈井江町にある住宅からウルフドッグが逃げ出し、92歳の女性にかみつきました。
室内のケージのカギはかかっておらず、玄関も開いた状態でした。
女性は両足に全治2か月の大けがをしました。
このウルフドッグとはどのような性格の犬なのか、専門家に聞きました。
(酪農学園大学 川添敏弘教授)「性格はやはりいろいろではありますが、どう猛と考えていいと思います。飼い主にも慣れないウルフドッグもたくさんいて、一般の人はなるべく飼ってはいけない犬とされています。よほど能力の高い方でないとコントロールのできない動物だと思って、飼育の仕方の過程できちんとしたトレーニングができていないとか、運動量の足りないような飼育の仕方をしていると、やはりストレスによる攻撃性が生まれてしまうので、こういうことはあってはならないことなのかなと。だからこういう事故が起こった以上は、こういう不幸な事故を起こさないためにも、危険動物同士の交配は危険だと社会に広めないといけないと思います」
川添教授によると、かなりどう猛な犬種ということでした。
ドーベルマンやシェパードなど人に危害を与える恐れのある犬種は「特定犬」として自治体に届け出が必要で、飼い方を厳しく制限しています。
ただ、交雑種のウルフドッグはなかなか判断が難しいということで、教授は特定犬の範囲を広げてウルフドッグも届け出制にすべきではないかと話していました。
