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無罪判決を支持 札幌高裁は控訴を棄却 北広島市放火殺人

2022年に北広島市の生活困窮者向けのアパートで2人が死亡した放火殺人事件について、二審の札幌高裁は4月21日、控訴を棄却し、無罪判決を支持しました。

殺人と放火の罪に問われていたのは、荻野正美被告です。

荻野被告は2022年9月、北広島市の生活困窮者向けのアパートの自室に火をつけ管理人の男性と入居していた女性を殺害したとして起訴されていました。

裁判では、荻野被告に責任能力があったかどうかが争点となっています。

検察は「精神疾患の影響はあったものの最終的な意思決定の自由は残っていた」と指摘し懲役30年を求刑。

これに対し弁護側は、「犯行当時、幻覚・妄想などの激しい症状の圧倒的影響により心神喪失状態だった」として無罪を主張していました。

一審の札幌地裁は、犯行時の荻野被告に心神喪失の疑いが残ると指摘。心神喪失者の行為は罪にならないとして、荻野被告に無罪判決を言い渡していました。

二審の札幌高裁は4月21日、犯行時に心神喪失の状態だったと認めた一審判決の結論は不合理だとは言えないとして、控訴を棄却しました。

判決を受けて、検察は「判決内容を精査し、適切に対応したい」とコメントしています。

04/22(水) 21:01

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