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今月3件目の接触事故 野田生駅構内で列車と缶がJR北海道

今月に入って3件目の事故です。

JR北海道は2025年6月28日、函館線の野田生駅で、特急列車と線路上に置いてあった作業用の缶が接触したと発表しました。

この事故によるけが人はいませんでした。

事故があったのは道南の八雲町にある野田生駅構内です。

28日午前11時すぎ、特急北斗と線路内にあった鉄製とプラスチック製の缶2つが接触しました。

JR北海道によりますと、現場近くでは複数の作業員が線路ぎわに防草シートを設置する作業をしていて、このうち2人がシートを打ち付けるのに必要なピンを駅舎に取りに行っていました。

2人は特急が来ることを認識しないままピンが入った缶を運ぶ準備をしていましたが、特急の接近に気付き、缶2つを線路内に置いたままその場から避難したということです。

作業員2人にけがはありませんでした。

JR北海道には国の「強化型保安監査体制」が適用されていますが、25日にも線路上に置き忘れた作業用の器具と列車が接触する事故が2件発生しています。

JR北海道は「同様の事象を発生させたことを重く受け止める」などとコメントしています。

06/30(月) 06:54

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