40℃に迫る危険な暑さ「食欲なくなる」札幌市内で今季初の猛暑日 プールの水も「あったかい」
北海道内は7月22日も朝から気温が上がり、危険な暑さとなっています。
札幌市内やオホーツク海側などで猛暑日となっていて、熱中症に厳重な警戒が必要です。
熱中症警戒アラートが発表されている北見市です。
(北本アナウンサー)「午後1時すぎの北見市です。つい先ほどまで日陰に置いておいたこちらの温度計でも37.6℃を指し示しています。とにかく息苦しい暑さです。この暑さの影響を受けまして、水の温度が上がってしまってとてもぬるいんです」
北見では午後3時までに36.4℃まで気温が上がり、危険な暑さにー
(北本アナウンサー)「水はどうですか?」
(子ども)「あったかい、あったかい」
(北本アナウンサー)「水はあたたかいんですね、そうかそうか」
(保護者)「思ったよりも、温水プール以上にあたたかいと思います。この気温なので」
道内では午後3時までの最高気温が美幌町で37.3℃、佐呂間町で36.8℃。
札幌の手稲山口でも35.4℃と、札幌市内で今シーズン初の猛暑日となりました。
(店員)「はい、お客さまお待たせしました」
北見市内のそば店です。
連日続く猛暑に、店内はお昼どきになるとそばを求めて多くの客で賑わっていました。
やはり、みなさんのお目当てはというとー
(客)「暑いから冷たいそば食べたいなと思って。食欲がなくなるからつるっといきたい」
(江戸そば丸吉 工藤大輔さん)「これだけ暑いとやっぱりすごく(客が)来ますね。ほとんど冷たいおそばですね」
一方、こちらは帯広のまんじゅう店です。
帯広では午後3時までに36.2℃まで気温が上がり、店の名物・大判焼を焼く焼き台の前は40℃に・・・
(高橋まんじゅう屋 高橋道明さん)「(暑さは)6月半ばからずっとですからね。ちょっとまいっちゃいましたね本当に」
大判焼ではなくソフトクリームを頬張りながら店内で涼む人もいました。
(客)「あっついですね」
(石田記者)「こちらの公園では、子どもたちが涼を求めて水遊びを楽しんでいます。時折、風も吹いていますが、湿度が高く不快な暑さです」
札幌では午後3時までに32.9℃まで気温が上がりました。
水遊びをする子どもたちを見守る保護者にとってはこたえる暑さです。
(保護者)「子どものためにここに来ているんですけれども、そうじゃなかったらエアコンがついているお部屋にずっといたいという感じです」
この危険な暑さはしばらく続く見通しで、23日はオホーツク海側を中心に40℃近くまで気温が上がる予想です。
札幌中心部でも今シーズン初の猛暑日となる見込みで、こまめな水分補給など熱中症に厳重な警戒が必要です。