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11年連続で全線区赤字 新幹線は修繕費増加「安全が第一」札幌圏は営業損失縮小 JR北海道

JR北海道が2024年度の線区別の収支を発表しました。

札幌圏では改善が見られたものの、公表以来11年連続で全ての線区の赤字が続いています。

函館線など4つの線区がある札幌圏は、営業損失が前年度から17億8000万円縮小しました。

日中時間帯の快速エアポートを増やし1時間に6本運転させるなど、増加する輸送需要を取り込めたことが主な要因だということです。

一方、北海道新幹線の新青森ー新函館北斗間は、修繕費が増えたことにより営業損失が7億2000万円拡大しました。

11年連続全ての線区で赤字が続いている現状に、JR北海道は、「インフラであるため安全が第一で、費用をかけなければいけない側面もある。今後も収支改善に向けて、利用促進のための施策を講じていきたい」としています。

07/04(金) 17:33

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