ハンディファンなど夏物商戦 売れ行きは前年の61%で苦戦「涼しい夏」で農家からは喜びの声 北海道
2026年の夏は2025年に比べて過ごしやすかったと感じた人も多かったのではないでしょうか。
気温や天候の影響で農家からはうれしい声が聞かれる一方、夏物商戦は苦戦…
2026年の夏は各地に「明暗」をもたらしました。
次々と掘り起こされる大きなジャガイモ。
十勝の帯広市内では収穫期を迎えていました。
2026年の出来を聞いてみると…
(アグリファッショングループ 橋爪恒雄さん)「年間通して提供できると思うので、生産者として安心している。去年は全く雨が降らず、ジャガイモが枯れてしまったんですけど、ことしは雨が降ったので、枯れずに、ジャガイモが大きく育つ期間が長くなって、ことしは豊作になった」
じつは2025年、記録的な暑さと雨の少なさで、ジャガイモの成長に影響が出ていたのです。
(武田記者)「こちらたった今収穫されたばかりのジャガイモなのですが、かなり小さいですね。私の掌と比べてもかなり小さいのが分かります」
ところが2026年は一目瞭然!
2025年より大きいジャガイモに育ちました。
(アグリファッショングループ 橋爪恒雄さん)「夜が涼しいことは作物にとっては大切で、日中と夜の寒暖差があると野菜はよく育つし、甘く育つので、ことしは寒暖差があったことがよかった」
農家から喜びの声が聞かれた2026年の夏。
道内は2025年のような記録的な暑さが落ち着きました。
札幌の真夏日は2025年の35日に対して、2026年は14日。
多くの人にとって、過ごしやすい夏となりました。
一方で、むしろ猛暑になってほしかったという場所もー
(百瀬記者)「店内の一番目立つところには冬物のストーブなどが並んでいますが、その隣を見てみますと、すでにシーズンが過ぎ去った扇風機なども並んでいます」
札幌市内のホームセンターでは、夏物家電の価格を2割~3割ほど安くして販売していました。
店にとって、2026年の夏の気温は思わぬ誤算になってしまったといいます。
(百瀬記者)「特に苦戦した商品は?」
(ジョイフルエーケー屯田店 廣地和弘さん)「例えばこちらにあるようなハンディファン、冷風扇がなかなか苦戦した商品です。ハンディファンでいくと、前年同時期の61パーセントくらいの売れ行き」
とはいえ、2027年を見据えて夏物家電を探しに来たという人もー
(買い物客)「ことし使っているのが古くなり、いま安くなる時期かなと思って見に来た」
(ジョイフルエーケー屯田店 廣地和弘さん)「家電商品も来年もしかしたら値上げという可能性もありますので、夏物の購入を検討している方はいま購入された方が非常にお買い得かなと思う」
思わぬ冷え込みとなった夏物商戦。
私たち消費者にとっては、季節の変わり目を賢く利用する絶好の機会かもしれません。
