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お米の特売に行列!地元生産者が持ち込む野菜や果物が魅力 直売所はお得な商品がずらり!北海道

春となり、北海道内では野菜の直売所が続々とオープンしています。

新鮮なだけではない、お得でおいしい商品が並ぶ直売所の魅力を取材しました。

小雨のなかでもオープン前には30人以上が並んでいたのは、石狩市の直売所「とれのさと」です。

みなさんのお目当ては…?!

(向山記者)「オープンした直後、次々とお米を手に取っていきます」

取材した日は4月8日。

この直売所では毎月8のつく日は「お米の日」として、5キロのななつぼしを100円引きで販売しています。

(客)「きょうお米の日だから、お米もちょっと安くなっているので来ました」

オープン前、山積みだったコメもおよそ1時間で…完売です。

4月5日に今シーズンの営業をスタートさせた「とれのさと」。

JAさっぽろが運営していて、地物の野菜が中心に並びます。

(客)「作っている人の顔もわかりますし、新鮮ですし、スーパーよりかは安いかな」

生産者が直接持ち込む野菜や果物の数々。

「鮮度と安さ」が自慢です。

中でもこの時期のおすすめは?

(JAさっぽろ とれのさと担当 黒田高章さん)「雪の下大根がおすすめ。雪の下に眠らせて貯蔵しておいて、水分がすごく増してそのままでもおいしい」

(JAさっぽろ とれのさと担当 黒田高章さん)「次は雪の下人参です。土付きで出している方もいて日持ちもしますので」

人気なのは野菜だけではありません!

(向山記者)「この大きさすごいですね」

地物の野菜を味わえるベジソフト。

時期によって味が変わり、今は落花生味が楽しめます。

(向山記者)「いただきます。おお!おいしい。落花生の香ばしい香りがして、豆の甘さなんですかね、しっかりと味もあって甘くておいしいです」

(JAさっぽろ とれのさと担当 黒田高章さん)「もう少ししたら石狩の葉物がでてきたりしますので、野菜本来のとれたての野菜を味わっていただければ」

一方こちらは…

札幌市北区にある野菜の直売所です。

この時期の看板商品は朝採れの太~いアスパラです。

このアスパラ、実は一番美味しいのは、商品にするときに切り落としてしまう茎の部分。

その茎を…

(北海道・藤井ファーム・ラボ 安斎哲哉也さん)「まだまだいけます。出てもいいですから、落ちなければいいので、太くて長いやつのほうが」

(客)「もう限界だ」

(北海道・藤井ファーム・ラボ 安斎哲哉也さん)「すごい。いいっすね!」

直売所名物「茎の詰め放題」。

捨てられるはずだった茎を袋にどれだけ詰めても200円!

(北海道・藤井ファーム・ラボ 安斎哲哉也さん)「普段は捨てられてしまうところなんですけど、一番栄養があっておいしいところなので、楽しみながら子どもを連れてゲーム感覚で詰めてもらって、自分で詰めたものだよって言って食べて喜んでほしい」

春の訪れとともに野菜の収穫が始まるこの時期。

地物の野菜を存分に味わってみてはいかがでしょうか。

04/14(月) 19:02

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