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狙い目は葉物野菜 タマネギやジャガイモが高騰 夏の暑さと雨不足が影響 秋野菜の高値続く

様々なものの価格が上がっているいま、物価の最前線で働く方にいまの傾向を伺います。

札幌市豊平区のスーパー、キテネ食品館・月寒店です。

いまの野菜の価格はどうなっているのでしょうか。

涼しくなってきましたが、秋野菜の価格への影響はどうでしょうか?

(田中圭太さん)「ジャガイモとタマネギが普段は1袋100円くらいで買えますが、ことしの夏の暑さと雨不足が影響して、販売に適したサイズの収穫量が減っているため、平年よりもジャガイモが5割ほどタマネギは7~8割ほど高い状況です」

10月8日の価格は、道産の新タマネギは1袋に6個入って181円。

道産の新ジャガイモは1袋に10個入って149円。

タマネギとジャガイモの今後の価格の見通しは?

(田中圭太さん)「収穫量が増えない見込みのため、年末まで現在の価格が続く可能性が高い」

その中でいま狙い目の野菜は?

(田中圭太さん)「狙い目は道産の白菜と大根、キャベツなどの葉物野菜です。1~2週間前から価格が下がって平年並みに落ち着いています」

8日の価格はキャベツは1玉で181円。

また、大根は1本106円。

白菜が2分の1カットサイズで138円。

ここ数週間で価格が下がったのはなぜですか?

(田中圭太さん)「暑さがおさまり、これらの野菜にとって生育に適切な気温になってきたおかげで収穫量が増えてきた。そのため今月いっぱいはこのままの価格が続くと思います」

10月いっぱいということは、11月以降は?

(田中圭太さん)「今後需要が高まってくる中、収穫量が減ってくるため、白菜は2~3割、大根は5割ほど、キャベツは2割くらい価格が上がるとみられています」

秋野菜は高値が続く中で、鍋物で活躍する野菜が狙い目となっています。

10/08(水) 11:43

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