北見市幹部の接待問題 定例市議会で市長陳謝 財政難のなか不祥事明らかに… 北海道
北見市の副市長など複数の幹部職員が、公共施設の管理や運営を委託している事業者から接待を受けていた問題で、12日、市長が定例市議会で陳謝しました。
(北見市 辻直孝市長)「市民の皆さま、そして議員の皆さまに大変ご心配をおかけいたしましたことに、心からお詫びを申し上げます」
6月12日に開会した市議会で、北見市の辻直孝市長は、武田雅弘副市長を含む複数の幹部が、公共施設の指定管理や事業運営を委託している公社の社長から接待を受けていた問題について、報告しました。
公社の社長は北見市の元職員でした。
(北見市 辻直孝市長)「直ちに総務部長に迅速、正確に事実関係の調査を行うよう指示をしたところであり、事実関係が確認できた段階で適切に対処してまいります」
(北見市 武田雅弘副市長)「私もこの調査の対象となりますので、(接待の)回数も含め、現時点でのコメントは差し控えたいと思います」
(ヤジ)「自分がよくわかってるべや。誰がわかんのよ」
北見市は財政難を理由に、公共施設の料金や家庭用のごみ袋のほか、これまで無料だった火葬場の料金を8500円にするなど、議会に値上げを提案しています。
そのなかで明らかになった、公社との幹部職員の不祥事。
辻市長は早急に調査し報告したいと弁明を繰り返しました。
06/12(木) 19:08