【琴似エリア】5つのスーパー集まる“激戦区” 「ロピア琴似店」オープンで地域経済に影響は…?

午前9時前、札幌市西区の商業施設の中には200人以上のながーい列ができていました。
(買い物客)「6時50分くらいから(並んでいる)。ちょっと早めに来ました。すごい楽しみにしていました」
そのお目当ては・・・
8日にオープンした「ロピア琴似店」です。
イトーヨーカドー跡地の商業施設内に開店しました。
ロピアとしては道内4店目となります。
初日の8日は混雑の解消のため、通常より1時間繰り上げ午前9時に営業を開始しました。
ロピアのコンセプトは「食のテーマパーク」。
同じロピアでも店舗ごとにウリが異なるのが特色です。
琴似店が力を入れているのが、他の店舗にはない“限定商品”を充実させること!
(担当者)「ロピア琴似店限定のポキはいかがでしょうか」
ハワイの伝統料理「ポキ」を販売するハワイアンコーナーが道内で初めて登場!
担当者もアロハシャツを着て販売しています。
(担当者)「いろんなことにチャレンジしているので、あえて北海道でハワイを楽しんでもらいたい」
限定商品はまだまだあります。
山盛りの肉が乗ったマウンテン肉丼やー
(鷲見記者)「私の手よりも大きいタラフライで、実際持ってみるととても重いですね」
知床産のタラを使った大きなのり弁!
道産食材を使いたいと開発された、琴似店限定の商品です。
(買い物客)「今までのイトーヨーカドーと全然違って、道内にない感じのスーパー」
(買い物客)「広さ的には(他の店舗と)同じくらい。オープンなのでオープン記念セールのものが多かったかなと思います」
(買い物客)「たくさん(店舗が)増えることはいいことですね。近くにできるのはいい」
(鷲見記者)「琴似エリアは商業施設やスーパーが多くある激戦区になりつつあります」
ロピアがオープンしたJR琴似駅から地下鉄琴似駅までのエリアには、すでに複数のスーパーがあります。
消費者にとっては選択肢が増えて嬉しい一方、店側にとっては選ばれるための魅力づくりが一層求められるかもしれません。
(広報担当)「たくさんの新商品を用意しております。琴似店に来れば新しい商品との出会いが待っていると思うので、たくさんの人に来てもらえるように日々努力していきます」
ロピアを運営するOICグループが目指すのは5年間で道内25店舗の出店。
さらに、6月からキャッシュレス決済が始まる予定で、道内に「ロピア」がさらに浸透していきそうです。
8日、JR琴似駅前にロピアが開店しました。
JR琴似駅から地下鉄琴似駅までのエリアに、ロピアを含めこの周辺に5つのスーパーがあります。
ロピア進出で今後、地域経済への影響が大きくなりそうです。
また、JRの駅前には琴似のランドマークとも呼べる商業施設・5588がありますが、こちらは老朽化を理由に6月30日で閉館が決まっています。