「孤独」「金欠」発信は狙われやすい 大学生開発のゲームで高校生に闇バイト被害防止の授業 北海道

北海道釧路市の阿寒高校で2025年6月18日、闇バイトから身を守るための授業が実施され、生徒およそ50人が参加しました。
授業では、東京の大学生で構成する企業が開発したネットゲームで、闇バイトを疑似体験しながら進められました。
ゲームはキャラクターの女の子が、闇バイトに巻き込まれ失踪したことを発端に、生徒たちがゲーム内のSNSなどを駆使して、女の子を救出しながら事件を解決していくストーリーです。
生徒たちは4人1組で、ゲームを楽しみながら闇バイトの手口や危険性を学びました。
授業を終えた生徒からは、「闇バイトがダメなのは知っていたが、巻き込まれた時の大変さがわかった」「1人で悩まず自分も友達も騙されないためには、相談が大事と知った」と闇バイトの怖さや対処法を再認識していました。
ゲームを開発した「クラスルームアドベンチャー」のCEOで慶応義塾大学の学生・今井善太郎さんは、SNSなどで「孤独」や「金に困っている」と発信する若者が狙われやすく、闇バイトの勧誘を見抜くスキルが大切と話しています。
06/19(木) 14:19