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「毎日100万円ずつ口座からおろして、自宅の菓子箱に保管してください」 外出中に現金1840万円盗まれる 札幌市

札幌市厚別区の住宅で2025年4月12日、現金約1840万円などが盗まれる窃盗事件が発生しました。

被害にあったのは、札幌市厚別区に住む74歳の女性です。

警察によりますと、2025年2月末から3月上旬にかけて、防犯協会のサトウと名乗る人物から「あなた一人暮らしですよね?災害支援公社に登録されています」「災害支援公社は簡単には抜けられません。

抜けたいならNPО法人あじさいのタカヤマに電話してください」と女性の自宅に電話があったということです。

その後、タカヤマと名乗る人物は「自分は82歳の高齢者で、放射能計量器を学校に寄付したい」などと女性に話をし、女性は信用したということです。

ところが数日後、災害支援公社のミツイと名乗る人物から「タカヤマがあなた名義で不正送金をしました。これは刑事案件です。

解決するには1760万円が必要です」と電話があり、「毎日100万円ずつ口座からおろして、自宅の菓子箱に保管してください」と指示されたということです。

4月12日午前10時ごろ、ミツイと名乗る人物から「書類にサインをもらいたい。中央区のホテルに来てほしい」と電話があり、女性はホテルに向かいました。

女性はホテルで待っていましたが、ミツイと名乗る人物は現れず、電話をしてもつながらなかったということです。

女性は午後2時ごろ自宅に戻ったところ部屋が荒らされており、菓子箱に保管していた現金ほか約1840万円などが盗まれていたということです。

警察は窃盗事件として、犯人の行方を追っています。

04/13(日) 12:52

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