「腸にやさしいおむすび」とは?腸内環境を整えると言われる栄養素が豊富 ポイントは玄米!北海道
腸内環境を整えるといわれる“食物繊維”に注目したおむすびを販売する店があります。
いったいどんなおむすびなのか取材してきました。
ふっくらと炊き上がったホカホカのごはん。
型に入れると…おむすびの完成です!
おむすびを販売しているのは、コメの販売店を営む佐藤勇一さんです。
佐藤さんの「おむすび」は、一般的な「おむすび」と少し違うといいます。
(山岡記者)「どういうものを作っているんですか?」
(佐藤勇一さん)「腸にやさしいおむすびを作っています」
そう、その名も・・・「腸むすび」です。
「腸にやさしい」理由は、含まれる栄養素にありました。
佐藤さんが着目したのは、玄米の外側にある表皮です。
表皮は食物繊維を多く含んでいて、玄米を半分だけ精米したコメには、白米のおよそ3倍の食物繊維が含まれるといいます。
(佐藤勇一さん)「白米は柔らかくてほくほくして、玄米だとそっけなかったり男性が苦手ということが多い。今回は食べやすさと表皮の栄養素、食物繊維というところで、真ん中の5分づき米にしています」
もち麦など14種類の雑穀が入ったこだわりのおむすびには、食物繊維がたっぷり含まれます。
(山岡記者)「ふっくらしていて、やわかくて、でも粒が立っていて、塩昆布と枝豆との相性バッチリで食べ応えがあります」
この日、2日連続でおむすびを買いにきたという客の姿が見られました。
(客)「昨日食べておいしかったのと、調子が良いような気がしたので続けようかな」
食物繊維をとる目安は1日24グラム程度が理想と言われていて、管理栄養士は工夫して取り入れる必要があると指摘します。
(養護老人ホーム長生園 管理栄養士 吉田めぐみさん)「普通の食事だと不足する量となっている。もうちょっとプラスアルファを意識する。おにぎりで手軽にというときはそれだけでクリアできるものもあるかもしれないですが、それプラス野菜だったり乳製品をあわせてとるといいと思います」
腸内環境を整えるといわれる食物繊維。
そんな食物繊維に注目した「腸むすび」を一度食べてみてはいかがでしょうか。