スギやヒノキがない「花粉ゼロのマチ」釧路に“避難”で快適に 飛散量多い予想…対策を 北海道
4月8日の北海道内は各地で春らしい陽気となりました。
気温が上がると注意しなければならないのが花粉症ですが、2026年は飛散量が多いと予想されていて、早めの対策が必要です。
雨が上がりすっきりとした青空が広がった8日の札幌。
日中、最高気温が13.4℃まで上がり、風も強く花粉が飛びやすい条件が揃いました。
(マチの人)「ここ数年、花粉症かなという感じがします。鼻がむずむずして喉もちょっといがいがするときがあるかなという感じです」
(記者)「マスクをつけられていますけど?」
(マチの人)「アレルギーあります。シラカバと。やっぱり恐怖ですよね、でも病院に行ったりなんかするのに(外に)出ないといけないので」
札幌市内のドラッグストアです。
(ツルハドラッグ北4条店 吉田奨店長)「こちらが花粉症のコーナーになっております」
この店では花粉対策のための特設コーナーを設置し、多くの商品を取り揃えています。
症状を抑えるための内服薬のほか、直接鼻に噴霧する点鼻薬は眠気が出ず人気だということです。
(ツルハドラッグ北4条店 吉田奨店長)「天気のいい日には飛散量も増えますので、それに伴ってお買い上げになるお客さまも増えてきています。ここ数日は飛散量も多くなってきていますので非常に売れております」
道内での花粉症の代名詞といえば、ハンノキやシラカバ花粉です。
道内で花粉が飛ぶのは例年4月から5月にかけてですが、専門家は2026年は特に注意が必要だと話します。
(道立衛生研究所 平島洸基さん)「去年が全道的にシラカバ花粉が少なめになっておりまして、札幌でいいますと平均のおよそ半分ぐらいでしたので、そこと比べると約3倍程度なのかなと。花粉の入った部分が膨らんでくるのが早い印象を受けておりますので、もしかしたら飛散が早まる可能性もございます」
一方、釧路市は本州で花粉症をもたらすスギやヒノキが生えていないとして「花粉ゼロのマチ」をうたっています。
この時期、花粉が飛散している都市から釧路に避難して快適に過ごしてもらおうと、10年以上前から売り込みを続けています。
(釧路市市民協働推進課 小林秀太さん)「2月から4月の期間で本州などの地域が花粉がひどいというところで、そういった時期に釧路に来ていただいて、リフレッシュだったり快適に過ごしていただければなというふうに思います」
釧路市内のこちらのホテルでは、この春も花粉を気にせずリーズナブルな価格で宿泊できる「避粉滞在プラン」を提供しています。
2026年は心身ともにリフレッシュしてもらおうと、ミントの清涼感を生かしたドリンクやスイーツを用意しました。
快適な環境の中でビジネスやワーケーションの利用が増えつつあるといいます。
(釧路プリンスホテル 木谷太さん)「釧路の空気を感じていただき、すっきり感を感じていただきたいというのが本質ではあるのですが、味でもすっきりしていただき、滞在全般として満足度向上を体感いただきたいと考えております」
本格的に花粉が飛散する時期を迎えた道内。
2026年は飛散量が多く、花粉症に対して例年以上の対策や早めの予防が必要です。