【物価のゲンバ】スーパーから中継 「温かくなって生産量増加!安くなった野菜が多い」 北海道
様々なものの価格が上がっているいま、きょうは物価の最前線で働く方にいまの傾向を伺います。
札幌市豊平区のスーパー、キテネ食品館・月寒店から中継でお伝えします。
飲食料品の値上げが続く中で、いまの野菜の価格はどうなっているのでしょうか。
青果を担当する田中さんに伺います。
Q.いまの野菜の価格はどうでしょうか?
(田中圭太社長)「暖かくなってきたことで生産量が増えて、安くなった野菜が多い。例えば、いまが旬のアスパラガス。露地栽培の生産量が増えてきて、先週から2~3割下がり、平年並みの価格になりました」
アスパラガスのきょうの価格は1パック322円。
Q.今後の見通しは?
(田中圭太社長)「これから道産の出荷量が増えてくるので、今週から来週にかけていまの価格から2割ほど下がると思う」
Q.ほかにオススメの野菜はありますか?
(田中圭太社長)「いましか食べられない山菜のフキ。いま最盛期で平年並みの価格です」
5月が旬のフキのきょうの価格は1袋216円。
Q.キュウリはどうでしょうか?
(田中圭太社長)「ゴールデンウイークを明けてからキュウリも安くなりました」
Q.どれくらい安くなった?
(田中圭太社長)「1か月前は1本60円くらいでしたが、いまは1本40円くらいになって、平年並みの価格に落ち着きました」
キュウリのきょうの価格は5本入って214円。
Q.価格が下がった要因は?
(田中圭太社長)「暖かくなってきたことで、関東産に加えて道産の生産量が増えてきたから。今後はこの価格が続くか、2割ほど下がる見込みですね」
Q.ミニトマトはどうでしょうか?
(田中圭太社長)「ミニトマトも2週間前から100円ほど安くなった」
ミニトマトのきょうの価格は1パック322円。
Q.今度の価格は?
(田中圭太社長)「しばらくは平年並みの価格が続くと思う」
暖かさの恩恵を受けて、これまで手が届かなかった野菜も安くなっているようです。