【解説】せきが続く百日せき 受診の判断や予防方法は? 全国で感染者数が急増 北海道でも流行中
【百日せき感染者数】
激しいせきを伴う百日せきの患者数が、2025年に入ってから全国的に急増しています。
国立健康危機管理研究機構のデータを見ると、3月23日までの1週間の患者数は全国で458人で、2025年に入ってからの累積は4100人となりました。
3月の時点ですでに2024年1年間の累計を超えています(※去年4054人)。
地域別でみると、大阪府や東京都など人口が多い地域に感染者が多いですが、人口に占める感染者の割合としては北海道は東京よりも多く、北海道でも流行している傾向がみられます。
(※感染者/人口の割合 ・北海道 0.0031% ・東京都 0.0021%)
【百日せきとは】
百日せき菌という細菌に感染することで発症します。
およそ2週間、風邪の症状、特にせきが出ます。
その後、2~3週間、この病気特有の出だすと止まらない連続した発作的なせきが起こります。
そして次第にせき発作がおさまる回復期が2~3週間。
感染してから回復するまで全部合わせると2か月~3か月かかります。
【どんな症状で受診?】
症状が主にせきということで、まず先に風邪か花粉症と思う人が多いと思います。
どんな症状だったら百日せきを疑った方がいいのか、古田医師に伺いました。
・熱はないが長くせきが続く、目安は2~3週間
・特徴的なせき「連続的な短いせき」「息を吸うときに笛の音のような『ヒュー』という音がする」
ということです。
予防するためには手洗い、マスクなど基本的な感染対策が必要です。
一方で、1歳半ごろまでに打つ混合ワクチンがあり、接種を完了していない乳児がかかると無呼吸発作など重篤になるおそれがあるため、注意が必要です。
04/03(木) 19:30