外国人女性LUNAを名乗る者から暗号資産への投資を誘われ…2400万円の被害 北海道旭川市

北海道・旭川東警察署は2025年6月12日、旭川市内でSNS型投資詐欺事件が発生したと発表しました。
被害にあったのは旭川市内に住む40代の男性です。
警察によりますと、男性は2025年5月5日、インスタグラムを通じて外国人女性のLUNAを名乗る者と知り合いました。そこで、「暗号資産に投資することで資産を倍増させることができる」と勧誘され、その後LINEでやり取りをするようになったということです。
男性はLINEでLUNAを名乗る者から「コインチェック」というアプリをインストールするよう指示され、5月10日から5月30日までの間、複数回にわたり2200万円を暗号資産に変換し、相手が指定する暗号資産アドレスに送信しました。
その後、アプリで資産が増えていることが分かった男性は6月9日、「全額引き出したい」と外国人女性のLUNAを名乗る者に伝えました。
しかし、「引き出すためには手数料として暗号資産で200万円必要」と言われた男性は6月10日、200万円を相手の暗号資産アドレスに送信しました。
200万円送信したもののお金が引き出されない男性がLUNAを名乗る者に連絡したところ、「引き出しに失敗した」「さらに200万円送金してほしい」と言われたということです。
不審に思った男性は警察に相談したところ詐欺事件だと発覚しました。
やり取りはすべて英語で行われていたということです。
警察は、SNSなどで投資名目で高額の振り込みを依頼された場合は詐欺の可能性が高いことから、警察に相談してほしいと呼びかけています。
06/13(金) 07:24