宿泊客140人が発症…ホテルで集団食中毒 調理従事者5人からノロウイルス検出 北海道音更町

【画像】宿泊客140人が発症…ホテルで集団食中毒 調理従事者5人からノロウイルス検出 帯広保健所
北海道帯広保健所は2025年4月19日、北海道音更町の「ホテル大平原」で食中毒が発生したと発表しました。140人が発症しましたが、全員回復傾向にあるということです。このホテルは4月27日まで自主的に営業を取りやめています。
4月11日にこのホテルに宿泊した客から、宿泊後に下痢や嘔吐の症状が出た旨の連絡が帯広保健所にありました。
帯広保健所が調査したところ、4月8日から11日にかけてホテルに宿泊などした627人中、3歳から88歳までの140人が同様の症状を発症し、そのうち51人が医療機関を受診していたということです。
ホテルの調理従事者5人からノロウイルスが検出されたことなどから発覚しました。症状が出た人は現在回復傾向にあるということです。
帯広保健所は清掃や消毒など必要な措置がすでにとられているとして営業停止命令は出していませんが、ホテル側は今月27日まで自主的に閉館するとしています。
04/19(土) 16:10