指定外ごみ袋で違反が増加 燃やせないごみに延長コード ナフサの供給不安…影響広がる 北海道
札幌市が「指定外」のごみ袋での収集を始めてからおよそ半月になります。
旭川市でも同様の取り組みが始まり、ナフサ供給不安の影響が各地で続いています。
自治体のごみ袋にまつわる現状を取材しました。
札幌市白石区のごみ処理施設です。
山のようになっていたのは大量のごみ。
「燃やせるごみ」の排出量が先週1週間で、2025年の同時期と比べて3.9パーセント増えているといいます。
そのきっかけが…
(石田記者)「透明の袋で捨てられたごみが多いようです」
ナフサの供給不安で指定ごみ袋の品薄が続いていたことから、札幌市が6月15日から始めた「指定外」のごみ袋での収集です。
現在ではおよそ8割の「燃やせるごみ」が、透明または半透明のごみ袋で捨てられています。
(札幌市民)「(指定の袋より大きい)45リットルまでOKってことなので、少し大きい袋に入れたりしています」
ごみステーションを訪ねるとー
袋の中に入っていたのは、本来「燃やせないごみ」で捨てるはずの延長コードです。
(中央清掃事務所 小泉信幸副所長)「透明・半透明の袋を使用しても良いというこの部分のルールだけの変更であって、適切に分別していただくようお願いします」
一方、旭川市ではー
こちらでも市民が持っていたのは透明の袋です。
旭川市は6月29日から8月28日まで、指定のごみ袋以外での収集を始めました。
「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」が対象で、45リットル以内の透明または半透明の袋に、どちらのごみかを大きく書く決まりです。
しかしー
(収集業者)「書いていない人が多いです。何も書いていないごみは持っていけないので、シールを貼ったりとか」
この地域では現状、半分ほどのごみ袋に何も書かれていないといいます。
(旭川市環境部クリーンセンター 笠井則亜所長)「分別はいつも通りきっちりしていただくのと、油性マジック等で『燃やせるごみ』『燃やせないごみ』と分かりやすくはっきりと書いていただきたい」
ナフサ供給不安の影響はこちらにもー
砂川市ではごみ袋の原料を節約するため、製造時に出る切れ端を再利用することにしました。
その結果…
画面右が現行のごみ袋で、左が新しいごみ袋。
色は灰色です。
(砂川市市民生活課 米谷和敏課長)「どうしてもこのようなかたちで透明から灰色に近い混ぜもの特有の色になると事業者から聞いている。早くて8月ごろには出回り始めるのでは」
ナフサの供給不安によって対応に追われるマチ。
影響はまだ続いています。