水を張ったバケツに足!? 暑い夏の“節電術”を調査! 7月から電気料金値下げも… 北海道
いま世の中で気になる話題について街のみなさんにお話しを聞きました。
(宮永キャスター)「季節は初夏から本格的な夏へと移り始めています。気温が上がってくると気になるのはクーラーなどの電気代ですよね。政府も補助を打ち出していますが、みなさんの節電策を伺います」
『夏は電気料金値下げも…お宅の”節電術”は?』
(札幌市在住)「年々暑くなってきている印象があるので、(エアコンを)つけないわけにはいかないかなっていう感じで、外に出ても涼しいところを求めて行く。商業施設とかに」
(宮永キャスター)「節電していることは?」
(札幌市在住)「冷蔵庫とかもよく開けたり閉めたりするのも回数というか長い時間開けないように冷気を出さないように工夫したりとかは本当に微々たるものかもしれないけどやるようにしている」
(宮永キャスター)「電気代が上がっている実感は?」
(札幌市在住)「上がってきていますね」
(宮永キャスター)「月の電気代は?」
(札幌市在住)「だいたい5000円くらい。主電源をなんでも切るように、あと使っていないものはコンセントを抜いたりもしています」
このように電化製品の使い方などで節電しているという声も多く聞かれました。
経済産業省によると、道民の夏の電気使用量の割合は、照明が22.8パーセントと最も多くなっています。
冷蔵庫、テレビやDVDと続き、北海道以外の地域でトップとなっている「エアコン」は4位となっています。
また、部屋を明るくしすぎないことやテレビの明るさを下げるなどして、電気の使用量を減らす方法を推奨しています。
(札幌市在住)「部屋にエアコンがあるけれど、ことしはサーキュレーターを買って有効に活用して少しエアコン代を下げたい」
(札幌市在住)「節電はことしから物件にクーラーがついたけど、首に巻くクールネックリングとかひんやりする素材の布団カバーを使ったりはしています」
(宮永キャスター)「グッズとかの工夫は?」
(札幌市在住)「首を保冷するのとかハンディファンとかで」
(札幌市在住)「赤ちゃんのグッズで言ったらこのカバーやひざ掛けも冷感になっている」
なかにはこんなユニークな方法で節電していた人もー
(札幌市在住)「暑い日と涼しい日があるのでまだクーラーを出していないけどなるべく扇風機で耐えるようにしています。去年はあまりにも暑すぎて、昼間は仕事をしている(机の)下にバケツに水を張って足を入れながら仕事をしたりとかして、意外と友達が涼しいよと教えてくれたのでしている」
(宮永キャスター)「違いましたか?」
(札幌市在住)「全然違いました。足側から冷えていた」
先日、政府は7月から9月の使用分に関して電気代を補助すると発表しました。
7月と9月の使用分については1キロワットアワーあたり2円。
8月の使用分は2.4円が値引きされるといいます。
北海道電力によると、標準的な使用料の家庭で、7月に使用し8月に支払う電気料金では460円が値引きされるということです。
電化製品の使い方を工夫したりグッズをうまく使うなどして、無理せず節電しながら暑い夏をのりきりましょう。