【速報】警察官が拳銃を発砲 男が刃物持って威嚇…殺人未遂の事件現場で 弾は男の左太もも貫通 北海道
【画像】警察官が拳銃を発砲 男が刃物持って威嚇…殺人未遂の事件現場で 弾は男の左太もも貫通
北海道・北見警察署は2025年6月13日、殺人未遂の疑いで北見市に住む、自称・無職の斉藤大佳容疑者(45)を逮捕しました。
斉藤容疑者は6月12日午後7時ごろ、北見市とん田東町にある被害者の自宅で、同居する80代の父親を包丁で切りつけて殺害しようとした疑いが持たれています。
12日午後7時半ごろ、「父親と包丁を使って喧嘩になった」と斉藤容疑者から警察に通報がありました。
父親は首を切られるなどけがをしているということですが、命に別条はありません。
当時、斉藤容疑者は飲酒していたということです。
調べに対し斉藤容疑者は、「私がやったことで間違いありません」と容疑を認めています。
斉藤容疑者は殺人未遂容疑で逮捕される前、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕されていました。
また、警察官が現場に臨場した際、警察官に対して斉藤容疑者が刃物を向けて威嚇してきたため、12日午後7時39分、30代の巡査部長が拳銃を発砲したということです。
弾は斉藤容疑者の左太ももを貫通して、その後斉藤容疑者は病院に搬送されました。
警察官による拳銃の使用は、警告したのち威嚇射撃をすることが通常ですが、警察官が「刃物を捨てろ」などと警告したところ、斉藤容疑者が突然接近してきたため拳銃を1発発砲し、弾が斉藤容疑者の太ももに命中したということです。
北見警察署は、「拳銃の使用は適切だった」としています。
警察が当時の状況について詳しく調べるとともに、周辺では発砲された弾の捜索が続けられています。
道内で警察官が拳銃を発砲したのは、2012年3月2日、旭川市で警察官が男に顔を切りつけられた殺人未遂事件以来です。
06/13(金) 09:08