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狙い的中「温かい蕎麦」爆売れ…道内寒い風景あちこち稚内13年ぶり積雪 ライラックも北風に 

(簑島カメラマン)「昨夜に降った雪の影響で、稚内公園には雪が積もっています。冬に戻ったような景色です」

2024年5月8日の北海道内は、道北やオホーツク海側を中心に昨夜から雪が断続的に降り、稚内市沼川では8日未明、2センチの積雪を観測しました。

5月に雪が積もったのは2011年以来13年ぶりで、季節が冬に逆戻りしたかのような光景が広がりました。

(稚内市民)「寒いね。火は朝から晩まで焚いておく」

雪はオホーツクの滝上町でも。

7日から「芝ざくらまつり」が始まっていますが、鮮やかな芝桜の上にはうっすらと白い雪が積もっていました。

(滝上町まちづくり推進課 伴久課長)「ピンクの上に白い雪が乗っているのを楽しんでほしい」

8日は北から寒気が流れ込んでいる影響で全道的に気温が下がっていて、各地で4月上旬から中旬並みの気温となっています。

この冷え込みは札幌中心部でもー

(根本記者)「午前9時前の札幌では気温計は6℃をさしています。時折北風が強く吹いてライラックも揺れています。少し肌寒く感じます」

(札幌市民)「朝から風呂に入った。湯船につかって温まった」

札幌は午後3時までの最高気温が8.6℃。

肌寒い一日となっています。

こんな日に人が集まるのが、そば屋です。

最高気温が4.4℃までしか上がらなかった北見市内の店には、温かいそばを食べようと多くの客が来ていました。

(客)「寒いから温かいものを食べようと思って」

(客)「きょう寒い日だから温かくておいしい」

(江戸そば丸吉 工藤大輔店長)「8割方温かいそばではないか。天気予報で(寒いと)出ていたので、もともと温かいそばを準備していた」

9日の道内は冷え込みから一転、平年並みの気温となるところが増える見込みで、寒暖差による体調不良などに注意が必要です。

05/08(水) 16:06

北海道