24日朝、北海道滝上町の国道で車にひかれたとみられる子グマ1頭の死がいが見つかりました。

近くには車のバンパーが落ちていたほか、大人のクマと別の子グマ1頭がいたということです。

滝上町の国道273号で24日午前8時ごろ、「道路上でクマが死んでいる。近くで親グマと子グマが様子を見ている」と、車で通りかかった人から警察に通報がありました。

およそ1時間後に警察が駆けつけると、道路の中央線上に子グマの死がいがあり、その近くに車のバンパーが落ちていました。

警察と町によりますと、付近には親子とみられるクマ2頭がいたということです。

滝上町によりますと、死んでいた子グマは体長1メートルほどのオスで、午前11時前に回収されたということです。

午後３時半現在、現場付近にはまだ親子のクマがいるといるということで、町は「近くを通る際は気を付けてほしい」と呼びかけています。