2023年度 第1回 番組審議会議事概要
「どさんこドキュメント 親になる勇気 障害者の子育ての道は」について
1.日 時 2023年4月25日(火)午後3時57分〜午後5時33分
2.場 所 札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議
3.出席者
[審議会委員]
齋藤 一朗 委員長
赤尾 洋昭 副委員長
伊藤 千織 委員
上野 昌裕 委員
栗山 恒幸 委員
小島 達子 委員
平尾 武史 委員
福岡 藍子 委員 (以上8名)
[会社側代表]
井上 健 代表取締役社長
遠藤 弦 取締役 コンプライアンス推進室長
岩崎 泰治 取締役 制作スポーツ局長
金子 長雄 取締役 報道局担当
越後谷 享史 報道局長
須藤 剛司 編成局長
[会社側参与]
宮本 亮二 報道局報道部長
[特別 出席]
中内 佑 報道局報道部ディレクター
[事 務 局]
渡邊 泰徳 番組審議会事務局長
池上 優子 番組審議会事務局
齋藤 一朗 委員長
赤尾 洋昭 副委員長
伊藤 千織 委員
上野 昌裕 委員
栗山 恒幸 委員
小島 達子 委員
平尾 武史 委員
福岡 藍子 委員 (以上8名)
[会社側代表]
井上 健 代表取締役社長
遠藤 弦 取締役 コンプライアンス推進室長
岩崎 泰治 取締役 制作スポーツ局長
金子 長雄 取締役 報道局担当
越後谷 享史 報道局長
須藤 剛司 編成局長
[会社側参与]
宮本 亮二 報道局報道部長
[特別 出席]
中内 佑 報道局報道部ディレクター
[事 務 局]
渡邊 泰徳 番組審議会事務局長
池上 優子 番組審議会事務局
4.議題
(1)「どさんこドキュメント 親になる勇気 障害者の子育ての道は」について
(2)番組種別報告、BPO報告、3月〜4月視聴者対応状況について
(2)番組種別報告、BPO報告、3月〜4月視聴者対応状況について
5.議事の概要
2023年度第1回番組審議会が4月25日に開かれました。議題は、4月14日放送の「どさんこドキュメント 親になる勇気 障害者の子育ての道は」で、委員から以下のようなご意見を頂きました。
◇社会の死角に光を当て、知らなかったことを議論のテーブルに上げてくれるのはドキュメンタリーの役割のひとつである。今回は非常に考えさせられる番組となっていた。
◇報道機関のやるべきことは、現実を伝えて考えてもらうことであり、障害者の方々ご自身が出演しカメラの前で肉声を伝える意義は大きい。テレビの強みを生かした内容だった。
◇問題提起のドキュメントとして、コンパクトによく出来た番組だったと思う。
◇番組全体を通して、障害者の出産や育児についてかなり考えさせられた。この問題について視聴者に知ってもらうとともに、国にも制度改革を促すという意味で良い番組だった。
◇最初は、江差町のグループホームを追及する番組かと思って見ていたが、そうではなく障害者の子育ての道を探ることに注目していて、その点がとてもよかった。
◇理事長が悪役にならないよう、冷静に取材されていて、制作者のプロ意識を感じた。
◇子どもを産む選択をした夫婦、産まない選択をしたカップル、双方の視点を取り入れた番組構成がよかった。
◇番組が進むにつれて今まで知らなかった現状を突き付けられた。頭に疑問が湧いてくるタイミングでちょうどその答えが返ってくるというように、構成が巧みだった。
◇重いテーマを扱った番組であるが、全体のトーンとしては重さや悲壮感はあまりなくいい意味で軽やかさがあった。
◇ナレーションが落ち着いたやさしいトーンで、音楽も感情の操作がない感じがして好印象だった。
◇障害者に出産、育児の環境を用意できていない国の制度にそもそも問題があるのは明らかだが、それを伝えるにはもう少し明確な情報があればよかったと思う。
◇紹介された障害者の方たちは、それぞれの知的障害の程度など、背景が説明不足と感じた。その説明がないとその方々のご苦労や子育てのハードルの高さなどがイメージしづらいと思う。
◇軽度の障害を持つ方々を取材していたが、障害の程度が重い場合はどうなのかなど、多角的な面から掘り下げてもらえたらと思った。今後の取材にも期待したい。
◇画面を通して視聴者が現場を目の当たりにすることで、社会全体で問題を考えるきっかけになると思う。今後とも様々な角度からこの問題を取り上げて欲しい。
このほか、「番組種別について」「5月の単発番組放送予定」「3月〜4月の視聴者対応」の説明、および「BPO報告」を案内して終了しました。
次回、2023年度の第2回番組審議会は、2023年5月23日(火)に開催を予定しています。
◇社会の死角に光を当て、知らなかったことを議論のテーブルに上げてくれるのはドキュメンタリーの役割のひとつである。今回は非常に考えさせられる番組となっていた。
◇報道機関のやるべきことは、現実を伝えて考えてもらうことであり、障害者の方々ご自身が出演しカメラの前で肉声を伝える意義は大きい。テレビの強みを生かした内容だった。
◇問題提起のドキュメントとして、コンパクトによく出来た番組だったと思う。
◇番組全体を通して、障害者の出産や育児についてかなり考えさせられた。この問題について視聴者に知ってもらうとともに、国にも制度改革を促すという意味で良い番組だった。
◇最初は、江差町のグループホームを追及する番組かと思って見ていたが、そうではなく障害者の子育ての道を探ることに注目していて、その点がとてもよかった。
◇理事長が悪役にならないよう、冷静に取材されていて、制作者のプロ意識を感じた。
◇子どもを産む選択をした夫婦、産まない選択をしたカップル、双方の視点を取り入れた番組構成がよかった。
◇番組が進むにつれて今まで知らなかった現状を突き付けられた。頭に疑問が湧いてくるタイミングでちょうどその答えが返ってくるというように、構成が巧みだった。
◇重いテーマを扱った番組であるが、全体のトーンとしては重さや悲壮感はあまりなくいい意味で軽やかさがあった。
◇ナレーションが落ち着いたやさしいトーンで、音楽も感情の操作がない感じがして好印象だった。
◇障害者に出産、育児の環境を用意できていない国の制度にそもそも問題があるのは明らかだが、それを伝えるにはもう少し明確な情報があればよかったと思う。
◇紹介された障害者の方たちは、それぞれの知的障害の程度など、背景が説明不足と感じた。その説明がないとその方々のご苦労や子育てのハードルの高さなどがイメージしづらいと思う。
◇軽度の障害を持つ方々を取材していたが、障害の程度が重い場合はどうなのかなど、多角的な面から掘り下げてもらえたらと思った。今後の取材にも期待したい。
◇画面を通して視聴者が現場を目の当たりにすることで、社会全体で問題を考えるきっかけになると思う。今後とも様々な角度からこの問題を取り上げて欲しい。
このほか、「番組種別について」「5月の単発番組放送予定」「3月〜4月の視聴者対応」の説明、および「BPO報告」を案内して終了しました。
次回、2023年度の第2回番組審議会は、2023年5月23日(火)に開催を予定しています。