2025年度 第4回 番組審議会議事概要

「どさんこワイド179スペシャル ミライをつくる高校生〜農業高校でいのちを学ぶ〜」について

1.日 時:2025年7月22日(火)午後4時00分〜午後5時20分

放送番組審議会photo1

2.場 所  札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議室

放送番組審議会photo2

3.出席者

[審議会委員]
赤尾     洋昭     委員長
内田     純一     副委員長
伊藤     千織     委員
小島     達子     委員
鈴木     博之     委員
日比     菜月     委員
村尾     新一     委員
山川     桂祐     委員     (以上8名)
          
[会社側代表]
小山     章司     代表取締役社長
金子     長雄     取締役 報道局・コンプライアンス推進室担当
木戸     弘士     取締役 制作スポーツ局・編成局担当
平山     大策     編成局長
鴨田     豊        制作スポーツ局長
村上     雅志     報道局長
太田     敏充     コンプライアンス推進室長

[会社側参与]
岸        弘        制作スポーツ局制作部長

[特別 出席]
横内     郁麿     制作スポーツ局制作部マネージャー

[事 務 局] 
宮本     亮二     番組審議会事務局長
小町     裕之     番組審議会事務局
千葉     雅子     番組審議会事務局

4.議題

(1)「どさんこワイド179スペシャル ミライをつくる高校生〜農業高校でいのちを学ぶ〜」について
(2)B P O 報告・視聴者対応状況について
 
 

5.議事の概要

 2025年度第4回番組審議会が7月22日(火)に開かれました。議題の5月31日に放送
したSTV制作「どさんこワイド179スペシャル ミライをつくる高校生〜農業高校でいの
ちを学ぶ〜」について、各委員から以下のご意見を頂きました。

◇農家の高齢化や後継者不足が課題とされる中で、農業を志す若者たちが真剣に学ぶ姿を通して
食べることのありがたみや命をいただく重み、農業に携わる方々への感謝というのを改めて考
えるきっかけになった。
◇それぞれ特徴が異なる5つの農業高校を長期間取材し、いろんなエピソードを掘り起こしてい
て大変見応えがあった。農業高校のリアルを知る良い機会になった。
◇私たちが口にしている食べ物、特に畜産に関わるもののリアルを高校生の視点を通して知るこ
とができる番組として、とてもよくできていると思った。
◇こういった番組は、職業科への進学を後押しするような役割もおそらくあるように見受けられ
る。職業科になんとなく躊躇していたような高校生が、これを見て進学を目指すといった効果
もあるのではと思える内容だった。
◇非常に北海道らしい、そして地元局らしいテーマで、高校生の純粋でまっすぐなコメントや成
長が素晴らしい。初めて知ることがたくさんある学びの多い番組だった。
◇紹介された取り組みが継続的にできているのは学校の方針、先生方の熱意がないとできないの
ではと思うと、先生のコメントや思いを編集でもう少し入れるとより良くなったのでは。
◇「どさんこワイド」のスペシャル番組ということで視聴者のターゲットが絞られていないこと
もあったと思うが、教育番組でもなく、産業が今どういう状態にあるのかということを報じる
ニュース番組でもないということで、ややターゲットがぼやけている印象もあった。
◇とても希望に満ちた高校の取り組みではあったが、現実の北海道農業、企業の課題の中で、彼
らがどういうふうにそこに関わっているのか、進路などもう少しデータ的な側面も知りたいと
感じた。
◇食卓にご飯があることが当たり前ではないということなど、いろんな学生さんの口から出てい
たが、命の重さというような言葉に、番組中、何度もはっとさせられた。
◇命の大切さや尊さ、食の安心安全といった言葉は、メディアでもよく使われて決まり文句にな
っている感があるが、高校生たちがいろいろな体験を通じて生命をいただくということを本当
にリアルな言葉として出していることが素晴らしいと感じた。
 
 このほか「6月〜7月の視聴者対応状況」、および「BPO報告」について説明し終了しま
した。