牛肉やタマゴの価格高騰! 年末近くに…すき焼きが危機 国産も輸入も高値続く 飲食店からも悲鳴
年末が近づくこれからの時期、食べたくなるのが「すき焼き」ではないでしょうか。
しかし、その主役となる牛肉やタマゴの価格高騰が家計や飲食店を直撃しています。
2026年は気軽にすき焼きを食べられるのでしょうか。
たっぷりと脂ののった黒毛和牛!
見ているだけで食欲をそそられます。
(友保記者)「おいしそうなすき焼きですが、いま店にとっては苦しい状況が続いています」
札幌市清田区の和牛専門店です。
冬が近づくにつれ、来店客が増える時期ですが、店は物価高騰の影響を大きく受けています。
(牛屋江戸八 女将 田村留美さん)「アメリカ産牛に関しては昨年比20パーセント高騰。国産牛はほぼ入ってこないと言われているくらい高騰している」
国産と輸入の牛肉がともに値上がりしているため、利益を出すのが厳しい状況になっているといいます。
価格は企業努力で維持していますが、少しでも客に来てもらいたいと、すき焼きの食べ放題セットを10月いっぱいは女性限定で半額で提供しています。
(牛屋江戸八 女将 田村留美さん)「肉だけではなくタマゴも食べ放題なので死活問題。この物価高というのはどれをとっても厳しいものです」
こちらのスーパーでも、すき焼き商戦が本格化。
気温が下がるにつれ、鍋の材料の需要が高まっているといいますがー
(クーリッチ拓北店 高西邦明さん)「牛肉・豚肉・鶏肉は去年から見ると2割から3割上がっています。価格が上がっているので、客は輸入ものは価格がある程度抑えられているので、手を伸ばすことが多い」
牛肉の価格高騰で需要が高まっている、より安い外国産の牛肉。
国産牛肉の高騰で外国産を選ぶ人が増えているといいますが、その外国産の牛肉も高騰しています。
農林水産省によりますと、9月の国産牛肉の価格は100グラムあたり859円と、ここ数年じわじわと値上がりが続いています。
一方、外国産の輸入牛肉も2024年4月と比較すると、100グラムあたり442円と100円近く値段が上がっています。
また、すき焼きに使われるタマゴは1パック250円から260円前後と価格の高止まりが続いているほか、すき焼きのたれも2025年より15パーセントほど値段が上がっています。
白菜や春菊、長ネギなどの野菜は2025年より1割ほど安くなったといいますが、消費者からはー
(買い物客)「牛肉も高いし、なんでも高いです。なんとかならないかな」
(クーリッチ拓北店 高西邦明さん)「年末はどうしてもすべてのものが高くなるので、ことしはさらに高くなるんだろうという(客からの)声が多い。量を減らしてみたり、買いやすい価格帯にする工夫はしなければいけない」
寒くなるにつれ食べたくなる「すき焼き」。
2026年は少し手が届きにくくなるかもしれません。
